2015年6月7日日曜日

近大卒業式での堀江氏の演説

はじめに

数ヶ月前の近畿大学での卒業式で元ライブドア社長の堀江貴文氏が演説を行い、すごくその演説が良かったとFacebookをはじめいろいろなところに書かれていて、見よう見ようっと思っていたらもう6月になっていたのですが、ようやく昨日見ることができました。

その動画を見て多くの人が好評している理由はすぐにわかりました。今回はその動画について書いていこうと思います。


先に誤解がないように書いておきますが、ここに記述する内容は私がこの動画を見て感銘を受けた部分のみだけを書いていきます。なので、この記事だけを見るだけではすべての内容を把握できないという点をご了承ください。また、動画の時間としては17分程度なので、一度再生してみることをお勧めします。

あなたは世の中
が変わっていることに気づいている?

皆さんが知らないうちに、世界中のすごい人たち、頭のいい人たちは、どんどん皆さんが知らないうちに新しい技術を開発して、勝手に世の中を変えていってしまっています。

堀江氏が冒頭で近大の卒業生に向けて贈った言葉のこれは、私は大学生になって関東に引っ越してきて初めてこの事実に触れました。田舎で暮らしていた頃は、全く知らなかったことが関東に来て、都内に足を向けるようになっていろいろな人たちと出会って、大学でプログラミングを初めて習って、技術者のセミナーなどに参加するようになって、起業などに興味が向かったとき、初めて自分がいかに世界を知らないか、どんだけすごい人たち、頭がいい人たちが日々世界を変えているのかを感じました。

私は他の学生からしたら最近で言われる「意識高い系」だったらしいです。でも、その事実を知ると私なんかはまだ「意識低い系」で、私よりも若いうちにこの事実を知り様々なことを行ったり、上記の人たちのように世界を変えています。同じ20代、私よりもさらに若い10代。その人たちが日々失敗と成功を繰り返しチャレンジしているのが世の中なんですよね。

しかし、この世の中に気づいていない学生は本当に多いと思います。


あなたは多くの情
報に触れていますか?

自分で、できるだけ多くの情報に接することがまず大事です。


まず、自分で情報を。世界中の素晴らしい、頭のいい人たち、先を行っている人たちの情報を触れることができるので、まず、そのことを頭に入れておいてください。


これもその通りで、多くの情報に接するのが大事だと思います。ニュースアプリやFacebookなどのSNS、たくさんのセミナーなど。そうゆうのを利用することで本当に多くの情報を得ることができます。

ただし、語弊がないように言っておきますが、この動画の中で堀江氏は「情報を得ることは簡単だ」とも述べていますが、それはひと昔に比べて簡単であり、またツールの使い方を分かっているから簡単ということです。私の述べている「多くの情報を得ることができる」というのも同じく。

よく「ググれカス」っという言葉があります。これはGoogleで調べればすぐにわかるものを人に聞いてくるんじゃねぇっということです。ただし、私もまだGoogleの検索機能を使えていない、つまり本当に欲しい情報を見つけることができないとき、「ググれカス」っと言われて困惑したことがあります(´-ω-`;)


つまり、よくネットの情報は嘘だらけだとか話す人がいますが、結局は検索の仕方を知らないのです。そして、どうやったら正しい情報と思えるものが手に入るかということも知らないのです。

私は検索する力は地道にどうやったら思った答えがでるのかを考えて今では大抵はググることができるようになりました。ヒントを述べると検索のキーワードをちゃんと考えるということです。


Googleを支える技術 ‾巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)

そのことについては上記の「Googleを支える技術 ‾巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)」の冒頭部分にGoogleの検索アルゴリズムの概要について書かれているのでヒントにしてみるといいかもしれません。

これからはそうやって仕入れた情報を自分の頭で考えて、そして、自分で発信して、頭の中を整理して自分で考える癖をつけていかなければいけません。


本当にこれは大切なことです。上記でも述べましたが、本当に正しい情報は何か、その情報のソースはどこなのか、これからどうなっていくのかなど、この情報を利用して未来を予測したり、現状を把握したりすることが大切だと思います。

これによって、自分で考え、自分で動くヒントを得ることができるのです。

もう日本は優勢国ではない。

豊かな日本が当たり前だった時代はとうの昔に終わりました。
ものすごい勢いで、東南アジア経済発展しています。彼らの中の高級取りの人たちは、完全に日本人のホワイトカラーの年収を上回っています。そして、富裕層の人たちはゴロゴロいます。タイのバンコクに行くと、1人5万円の寿司屋さんが毎日満員だそうです。そんな時代に突入しつつあるんです。そして、そんな時代に突入しつつあるという危機感を持っている人がほとんどいない。これは、みなさん学生さんだけじゃなくて、政財界にもそういう危機感を持っている人たちが少ない。グローバル化というはそうゆうことです。

今多くの日本企業は中国ではなくて、東南アジア、つまりタイやインドネシア、ベトナムなどに工場を作ったり、事業所を作ったりしています。ここでは、日本人にかかる労働賃金より安い値段で人を雇うことができ、また、プラグラマーの話をすれば、そこら辺にいる日本の大学生よりもはるかに優れたプログラマーがごろごろとしています。そういう人たちを今は安い賃金で雇うことができてしまっているのが現状です。そして、そういう国が今、経済発展しています。一昔前の日本のような高度成長期に突入しようとしています。

これが現実です。私たち日本人はそういう人たちと戦わないといけないのです。今までは戦うすべがなかったそうゆう国の頭のいい人たちは、経済発展とともに私たちと同等のツールを得て、それを利用してさらに素晴らしいものを作ろうとしてきます。今後はさらにそういう人たちが増えてくるのです。

ゲームに没頭したり、漫画や小説に没頭するのもいいですが、いつまでも悠長に構えている暇はもう日本人にはありません。

周りに合わせればいい時代はもう終わった

厳しい社会がこれから待ち受けてます。そんな中、これまで生きてきたようにレールの上を走っていればいいやと、周りの顔色を見ながら、みんな卒業式はスーツやネクタイできてる。着物を着て来てる。けど、就職活動行ったらダークスーツで、暑い中汗かいて、周りの目を気にしながら、周りと同じように就職活動してればよかった。でも、これからは違います。就職できて安泰だと思っていたらそれは大間違い。みなさんが、一生務め上げられると思っている会社はたぶんどこかで潰れたり、どこかの会社に吸収合併されたりすると思います。それを前提として生きていてください。
今の常識は10年後、20年後は全く通用しなくなっている可能性は非常に高いです。
常識とか道徳とか倫理とかこういったものというものは、5年、10年単位で簡単に書き換わります。そして、そのスピードというものはグローバル化で加速していくことになると思います。


よく日本人は「空気を読む」好みます。私も電車の中とかでは静かにするというマナーという意味での空気は読みますが、いたるところで「空気を読む」というのは悪だと思っています。大学時代に多くの人付き合いをしているとわかるのは、成功している人たちは確かに人の話を聞くことはするけども、間違っているなど思ったときはすぐに指摘されます。「それは違うだろ」っと。でも、それで良いと思います。むしろそうするべきだと思います。人の顔を伺って、「違う」と言えない、言わない人は本当に多いです。もしそれで否定されて、言い返せないのであれば自分の論が間違っていただけです。そのときは素直に「間違っていた」と認めればいいだけなのです。それを、言わないでずっと溜め込んである時になって指摘されても、こっちからすればなんでそんなことをするのか?っとなってしまうと思います。時間は限られています。世の中はすごいスピードで変わっています。私みたいにできない人はとくにそうゆう世の中に必死についていこうとしていてまだまだ余裕がありません。その状態の中で、「空気を読む」というのは悪でしかありません。その場のことはその場で片付ける。それが基本のはずだと私は思います。

失敗をチャンスに変える堀江氏の方法

僕は悪いことは忘れるようにしています。過去を悔やんでもいいことは何一つないです。ただし、これからたぶんみなさん、どんどん失敗し行くと思います。チャレンジをするということは失敗する確率も上がるということです。逆に言うと、チャレンジしなければ失敗することはないかもしれない。でも、成功することもあり得ない。だから、失敗した時に良い処方箋というのは、失敗した段階で再発防止策をねる。2度と同じ失敗しないように、どうやったらいいのかその場で考える。そして、考えたら酒でも飲んで騒いで忘れる。次の日にはすっぱり忘れておく。そして、これから自分たちがチャレンジしていくことは必ずうまくいくと思い込むことです。

私はよく過去を悔やんでしまうことがあります。「あ〜すればよかった。」「こうすればよかった。」っと。だけど、悩んでいるだけでは何も解決してきませんでした。

少し話がずれますが、私の高校の時の担任の先生が卒業式の日に話していたある言葉を今でも覚えています。

私は『後悔』という言葉が嫌いです。なぜなら、『後悔』という言葉は「『後』ろ、つまり過去を『悔』む」と書くからです。いくら後ろを振り返ってそこで悔やんでいても意味がない。『後悔』するのではなく、反省して次に進むことが大切なんだ。


っと。言葉の言い回しなどは実際に先生が話されていたのとは違うかもしれませんが、堀江氏の言葉はこの言葉と同じです。ただ気をつけないといけないのは、目を背けるのではないということです。「悪いことがあった。忘れよう。」ではありません。反省して、次にどうすれば同じように悔やむことがないのか、それを考えないといけません。そして、堀江氏が話すように「その場で」が大切です。熱した鉄は冷めやすい。後で、反省していては遅いのです。

遠い未来を考えるのはやめましょう

僕は老後のことなんか考えない。老後のことは老後になってから考えましょう。いくら準備してたって、50年後のことなんてわかりっこないですよ。
人間なんて、5年先の未来だって僕だって予測できないですよ。いまから10年前に、みんながこうやってスマートフォンを持って、歩きスマホとかしながら、なんかTwitterとかLINEとかやっている未来を想像できましたか、みなさん?10年前に。僕にもできませんでした。だから、未来のことを考えることには意味がない。過去を悔やんでいる暇は、みなさんにはないはずだ。なぜなら、これからグローバル化で競争激化して、そして未来には僕は楽しいことしかないと思うんです。それはどうやったら楽しくできるか。それは今を一生懸命生きることです。なぜ私が、いろんなことをチャレンジして、いろんなことを失敗しながら、そしてたくさんの人から裏切られながらもこうやって楽しく生きてられるかっていうのは、今を生きているからです。今を集中して生きているからです。僕は集中すると周りを忘れるくらい集中します。まさに、寝食を忘れてひとつのことに集中する癖があります。みなさんもそうなって欲しいです。
これから生きていくうえで大事なことは、僕は目先のことに集中することだと思う。長期計画なんか関係ないですよ。まず、それをやってください。それをやらない限り始まらない。なにも始まらない。


「過去」や「未来」にとらわれることなく、「今を生きる」。
「目先」のことに集中する。

本当に大切なことだと思います。いらない心配などをしている暇があるなら目の間のことに集中して取り組む。それが本当に大切です。私はそれに気づくのが遅かったです。それに気づいたのは大学生になってからでした。それまで余計な心配などを多くしてきました。
ただ、私にとってその遠回りは大切なことだったので『後悔』はしていません。なぜなら、遠回りをして、今ではその事実を受け入れられるようになったからです。

今やっていることに集中できない人が、将来のことに集中できるはずがありません。未来はいつも不確実なものなのだから。

堀江氏から最後の卒業生に贈った言葉

未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。

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